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転職活動で失敗する人と成功する人の違い!転職活動は謙虚な姿勢が大切!

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このサイトを運営している転職お助け丸は自分自身は3度転職していて、また採用する側として人事を担当していたこともあります。たくさんの転職活動を見てきましたが、転職活動で失敗する人と成功する人には共通するものがあることに気がつきました。

はっきりさせておきたい転職の成功と転職活動の成功の違い

転職の成功とは

転職の成功という場合は転職したあとに職場の環境が良かったとか、収入がアップしたとか、ストレスが減ったとかのことを言います。転職の成功は転職してから一定期間経ってからわかるものなのです。

 

転職活動の成功とは

転職活動の成功とはなんでしょうか?転職活動は自分が希望する会社へ転職することができたり、自分が希望した条件(収入や福利厚生、勤務地など)で転職できたりすることです。

 

転職活動の成功は自分が希望した会社や条件で転職が決まった時点で決まります。転職してからは、あとは自分自身の努力や適応性により、その転職が成功だったのかが決まります。

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プライドが高い人は転職に失敗する

採用側として転職者を見ているとプライドが高い人は人間性が低く見えてしまう傾向にあります。転職活動をする人は年齢も様々で社会経験を豊富に持っている方が多いのですが、プライドが高く「肩書」や「立場」を強調しすぎると採用側の企業、人事担当者に嫌われてしまいます。

 

採用側としては転職者に求めるものが「即戦力」である以上、転職希望者の肩書や立場、過去の経験は重視しますが、自分でアピールをしすぎるのはよくありません。

 

転職者に必要な態度は謙虚さです。謙虚な態度で自分の肩書や立場、経験を説明することが大切なのです。

 

・いままでこういうことをやってきました

・いままでの肩書はこうでした

・いままではこういう立場で仕事をしていました

・これからはこうしたいと思っています

 

この程度で十分なのです。あとは採用する側の企業や人事担当者が判断することです。プライドが高く人として敬遠されないように十分に注意して転職活動をしましょう。

過去の成功体験にこだわる人は転職活動に失敗する

プライドが高いのと同じようなケースですが、過去の成功体験を自信満々に話す人は採用側の企業、人事担当者が敬遠する傾向にあります。

 

採用する側も即戦力の採用を求めて転職の求人を出しているので、過去の成功体験を持っている人は歓迎ですが、それをアピールする必要はありません。

 

過去の成功体験という実績は評価されるものですが、その成功体験はあくまで過去のものなのです。転職先でその成功体験が生かせるとは限りません。

 

環境も違えば、立場も違う、時期(タイミング)も違うなど、まったく違う環境で仕事をするのが転職だからです。大企業だからうまく行ったことが中小企業ではうまくできないことはよくあることです。

 

だから、過去の成功体験を自信満々に話をすると、転職先で適応してやっていけるのか不安になるのです。過去の成功体験に縛られて転職先の企業のやり方や立場、文化に馴染めないんじゃないかと心配になります。

 

過去の成功体験については、聞かれたら「こういうことがありましたよ」程度に話をして、その一方でこれまでの経験をゼロにリセットして頑張っていきたいですとアピールすることが大切です。

 

※転職活動を成功させるには転職する理由をはっきりさせておくことが大切です。詳しくはこちらの記事を参照してください。

 

 現場で働くことを積極的に受け入れる人は転職活動に成功する

 転職活動は企業側から見た場合は中途採用(即戦力採用)です。そのため、年齢や経歴、経験によっては幹部候補として採用するケースも多くあります。

 

しかし、年齢が高くて、経歴や経験が申し分なくても、現場を経験することなく幹部として収まることを望む人材を企業は求めていません。

 

企業としては幹部候補だろうと現場からスタートすることを求めています。現場を経験することで、その企業の文化や仕事のやり方、お客様についてなどいろいろと学べるからです。

 

幹部候補だから、経歴や経験があるからといって踏ん反り返るのではなく、謙虚に現場から仕事を始める意向がある人を企業は積極的に受け入れたいのです。

自分の職務範囲にこだわらない人は転職活動に成功する

採用側として履歴書を読んだり、面接をしていると転職希望者の中に自分の職能範囲にこだわる人を良く見かけます。

 

自分は営業には向いていない、それは経験がない、やりたい仕事ではない、すべき仕事ではない、など、自分の職能範囲にこだわってしまう人です。

 

その転職希望者が医師や弁護士、研究員などの専門職であれば良いのですが、一般的な企業に転職を希望する場合には自分の職能範囲をこだわる人は好まれません。

 

現在の仕事は高度な専門性も必要ですが、その一方で広い視野や広い適応能力が必要だからです。だから、自分の職能範囲にこだわらないで営業から企画、人事、マーケティングなど、なんでも挑戦するような態度でいる人を企業は採用するのです。

 

もともと企画力がある人が営業もできたら、もっと高いレベルの仕事をして成果を上げることができるからです。

 まとめ

転職活動で失敗する人と成功する人にはあきらかな違いがあります。転職活動に成功している人の共通点はとにかく謙虚です。

 

年齢が高くても、肩書が高くても、経歴が豊富でも謙虚な姿勢でいる人は転職活動に成功しています。

 

逆に、自分をアピールしすぎたり、自分にこだわりすぎる人は転職活動で失敗しがちです。採用する企業としては、採用したあとに自社の企業文化に馴染んで、自社のやり方に合わせて欲しいからです。

 

ドラマみたいに転職してきた人がスーパーマンでいきなり転職先の企業の改革をすることなんて誰も望んでいません。

 

充分な経験と能力がありながら、企業の成長の役に立てる人材を企業は求めているのです。

 

以上、転職活動で失敗する人と成功する人の違い!転職活動は謙虚な姿勢が大切!でした。